2008年9月26日 星期五

「海角七號」-情書日文版



前晚看完電影後,一直念念不忘劇中感性的口白。
沒想到竟有格友把全篇找出來了!!
感動阿~~~

<時代的宿命>

1945年、十二月二十五日。
友子。
太陽がすっかり海に沈んだ。
これで、本当に台湾島が見えなくなってしまった。
君はまだ、あそこに立っているのかい?
友子。
許しておくれ、この臆病な僕を。
二人のことを、けして認めなかった僕を。
どんな風に、君に惹かれるんだったっけ。
君は、髪型の規則も破るし、
よく僕を怒らせる子だったね。
友子。
君は意地っ張りで、
新しいもの好きで。
でも、
どうしようもない位、
君に恋をしてしまった。
だけど、
君がやっと卒業したとき、
僕たちは戦争に敗れた。
僕は敗戦国の国民だ。
貴族の様に傲慢だった僕達は、
一瞬にして、
罪人の首枷を科せられた。
貧しいいち教師の僕が、
どうして民族の罪を背負えよう?
時代の宿命は、時代の罪。 
そして僕は、貧しい教師に過ぎない。
君を愛していても、
諦めなければならなかった。



<奇幻的舞朵>
三日目。
どうして君の事を思わないでいられよう。
君は南国の眩しい太陽の下で、育った学生。
僕は、
雪の舞う北から、海を渡ってきた教師。
僕らはこんなにも違うのに、
何故こうも惹かれ合うのか。
あの眩しい太陽が懐かしい。
熱い風が懐かしい。
まだ憶えているよ、君が赤蟻に腹を立てる様子。
笑っちゃいけないって分かってた。
でも、赤蟻を踏み様子がとても綺麗で、
不思議なステップを踏みながら、
踊っているようで。
怒った身振り、
激しく軽やかな笑え声。
友子。
その時、僕は恋に落ちたんだ。


<各自遠颺>
強風が吹いて、
台湾と日本の間の海に、
僕を沈めてくれれば良いのに。
そうすれば、臆病な自分を、
持て余さずに済む。
友子。
たっだ数日の航海で、
僕はすっかり老け込んでしまった。
潮風が連れて来る泣き声を聞いて、
甲板から離れたくない。
寝たくも無い。
僕の心は決まった。
陸に着いたら、
一生海を見ないでおこう。
潮風よ。
何故泣き声を連れてやってくる?
人は愛して泣く、
嫁いで泣く、
子供を産んで泣く。
君の幸せな未来図を想像して、
涙が出そうになる。
でも、
僕の涙を潮風に吹かれて、
溢れる前に乾いてしまう。
涙を出さずに泣いて、
僕は、まだ老け込んだ。
憎らしい風。
憎らしい月の光。
憎らしい海。
十二月の海は、どこか怒っている。
恥辱と悔恨に耐え、
騒がしい揺れを伴いながら。
僕が向かっているのは、
故郷なのか。
それとも、
故郷を後にしているのか。
<給女兒>
夕方、日本海に出た。
昼間は頭が割れそうに痛い。
今日は濃い霧に立ち込め、
昼の間、僕の視界を遮った。
でも、
今は星がとても綺麗だ。
憶えてる?
君がまだ中学一年生だった頃。
天狗が月を食う農村の伝説を引っ張り出して、
月食の天文理論に挑戦したね。
君に教えておきたい理論がもう一つある。
君は、
今見ている星の光が、
数億光年の彼方にある星から放たれてるって知ってるかい?
うわぁ。
数億光年前に放たれた光が、
今、僕達の目に届いているんだ。
数億年前、台湾と日本は、
一体どんな様子だったろう。
山は山、
海は海。
でもそこには誰もいない。
僕は、
星空が観たくなった。
虚ろやすいこんな世で、
永遠が観たくなったんだ。

台湾で、
冬を越す雷魚の群れを見たよ。
僕はこの思いを、
一匹に託送。
漁師をしている君の父親が、
捕まえてくれることを願って。
友子。
悲しい味がしても食べておくれ。
君には解るはず。
君を捨てたのではなく、
泣く泣く手放したということを。
皆が寝ている甲板で、
低く何度も繰り返す。
「捨てたのではなく、
泣く泣く手放したんだ」っと。

夜が明けた。
でも僕には関係ない。
どっち道、
太陽は濃い霧を連れて来るだけだ。
夜明け前の恍惚の時、
年老いた君の優美な姿を見たよ。
僕は髪が薄くなり、目も垂れていた。
朝の霧が舞う雪のように僕の額の皺を覆い、
激しい太陽が君の黒髪を焼きつくした。
僕らの胸の中の最後の余熱は、
完全に冷め切った。
友子。
無能な僕を許しておくれ。
<彩虹>
友子。
無事に上陸したよ。
七日間の航海で、
戦後の荒廃した土地に、
ようやく立てたというのに、
海が懐かしいんだ。
海はどうして、
希望と絶望の両端にあるんだ。
コレが、最後の手紙だ。
後で出しに行くよ。
海に拒まれた僕達の愛。
でも、想うだけなら許されるだろう?
友子。
僕の想いを受け取っておくれ。
そうすれば、
少しは僕を許すことが出来るだろう?
君は一生僕の心の中に居るよ。
結婚して子供が出来ても、
人生の重要な分岐点に来るたび、
君の姿が浮かび上がる。
重い荷物を持って家出した君。
行き交う人ごみの中に、
ポツンッと佇む君。
お金を貯めてやっと買った、
白のメリヤス帽をかぶって来たのは、
人ごみの中で、
君の存在を知らしめる為だったのかい?
見えたよ。
僕には見えたよ。
君は、
静かに立っていた。

七月の激しい太陽のように、
それ以上、
直視する事は出来なかった。
君はそんなにも、静かに立っていた。
冷静に努めた心が、
一瞬熱くなった。
だけど心の痛みを隠し、
心の声を飲み込んだ。
僕は知っている。
思慕という低俗の言葉が、
太陽の下の影のように、
追えば逃げ、逃げれば追われ。
一生。

あ、
虹だ。

虹の両端が海を越え、
僕と君を、
結び付けてくれますように。

感謝格友提供:http://blog.yam.com/miyuika/article/17087184

快來陪我玩!!